藩政時代、仙台城移徒式(新築移転の儀式)の宴席で石工たちが即興で披露した踊りはじまるといわれている「仙台すずめ踊り」。老若男女どなたにでも楽しめる仙台の伝統芸能として親しまれている「仙台すずめ踊り」を、動画と写真でご紹介します。
足で2拍子のリズムをとりながら、扇子で8の字を描けばどなたでも簡単に楽しく踊ることができます。
雀が飛び跳ねるように、軽く、リズミカルに踊りましょう。
指導:仙台・青葉まつり協賛会 副実行委員長 辻 真弓
仙台すずめ踊りはもともと即興で踊られた踊りです。
ここでは基本の踊り方2パターン(跳ねる踊り/跳ねない踊り)を写真でご紹介します。
扇子は横、片足を横へ一歩開く。
扇子を交差するのと同時に足を交差させ少し上げながら軽く跳ねる。
扇子は交差させたままで上げている足を横へ開く。
扇子を横へ開きながら反対方向へ足を交差させ少し上げながら軽く跳ねる。
扇子は開いたまま片足を横へ開く。
扇子を上方で交差させすこし上げながら軽く跳ねる。
扇子を内側へ回しながら、上げた足を横へ開く。
扇子を下ろしながら、反対方向へ足を交差させ少し上げながら軽く跳ねる。以後、1~8の動きを繰り返す。
扇子は横、片足を一歩開く。
扇子を交差するのと同時に足も交差させ、つま先を軽くつける。
扇子は交差させたまま上方で扇子を外側に回す。足は横へ一歩出す。
回した扇子はお腹の前で再度交差させてから横へ開く。足は交差させる。
仙台すずめ踊りのお囃子の基本的な楽器構成は、笛・小太鼓・中太鼓・大太鼓・鉦がとなりますが、このほか、三味線、鈴、鼓などいろいろな和楽器を加え、オリジナルの楽曲を楽しむこともできます。
仙台すずめ踊りでは、踊り手とお囃子方で構成される団体を祭連と呼びます。これから新たに祭連をつくりたいという場合、楽器の購入や扇子やはっぴ等の制作、踊りやお囃子の指導などについて、仙台・青葉まつり協賛会がご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
仙台・青葉まつり協賛会では、仙台すずめ踊りの踊り方DVDとお囃子CDを販売しております。ご購入はこちらから