5月第3日曜日の前日
土曜日に開催されるのが「宵まつり」。
この日は街中にお囃子が鳴り響き、仙台すずめ踊りが演舞されます。杜の都を代表するケヤキ並木の定禅寺通をはじめ、個性豊かな商店が軒を連ねるアーケード街などで仙台すずめ踊りが披露されます。また、東日本大震災の翌年・2012年からは、早期の震災復興を願い、復興祈願山鉾が宵まつりに参加。提灯に浮かび上がる山鉾がまつりに幻想的な美しさを加えています。
5月第3日曜日
日曜日に行われる「本まつり」では、仙台・青葉まつりの最大の見どころである「時代絵巻巡行」が行なわれ、藩政時代の活気と華やかさを表現した時代絵巻が繰り広げられます。騎乗の政宗公率いる甲冑姿の武者隊、鉄砲隊など戦国絵巻を再現した政宗公本陣の行列、伊達政宗公を祀る青葉神社の神輿渡御に稚児行列、豪華絢爛11基の仙台山鉾巡行、仙台すずめ踊りの大流しが繰り広げられ悠久の城下町・仙台を再現します。
仙台・宮城、そして伊達政宗公ゆかりの “伝統”、“文化” や “食”に触れることができる催しも盛りだくさん。伝統工芸の匠の技を間近で見ることができたり、学生が運営する餅つきや射的、お化け屋敷などの遊戯場など城下町のまつりを再現した「伊達縁」(だてえん)、美食家だった伊達政宗公にちなみ、伊達藩ゆかりの地のうまいものや物産を集めた出店が軒を連ねる「杜の市」(もりのいち)など、大人から子どもまで楽しめる催しを両日開催。美味いもので舌鼓をうち、見て、聞いて、踊って、食べて、楽しめるのも仙台・青葉まつりの醍醐味です。